新型コロナウイルスが世界中で猛威を奮っている中、みなさんの体調はいかがでしょうか?

なかなか外出できず、屋内で悶々とした日々を送られている方も多いのではないでしょうか?

最近は「コロナ疲れ」「コロナうつ」なんて言葉も出てきましたね…

 

 

みなさん、テレビばかりみていませんか?スマホやゲームばかりしていませんか?

私は、屋内での生活が長くなり、体力や筋力が衰えてしまうことの心配ばかりしてしまいます。

新型コロナウイルスが収まって、通常通りの生活が送れるようになったとしても、「動けない」「転んで骨折をする」といった人が増えてしまうのではないでしょうか?

 

そこで「コロナロコモ」という言葉を命名し、「コロナロコモを防ごう!」を合言葉に屋内での運動を促し、実践していきたいと思います。

 

 

みなさん、ロコモという言葉はご存知でしょうか?

日本整形外科学会が中心となって提唱している「ロコモティブシンドローム:運動器症候群」の略称です。

ロコモとは、「運動器の障害により、歩行・立ち座りなどの移動機能の低下をきたした状態」と定義されています。

要は、骨や関節、筋肉などの障害・衰えで、うまく動けない状態を示しています。

ロコモになると、転んで骨折をして1人では動けなくなり、介護が必要になる可能性が高いです。

ロコモの話は、次回また詳しくするとして・・・

 

最近は、高齢者のロコモに加えて、子どもの運動能力の低下が目立つようになり「子どもロコモ」という考え方や、がんになったり、がんの治療などで体力が落ちたりして動きが悪くなってしまう状態「がんロコモ」という言葉も出てきています。

 

子どもの場合は、食生活の乱れによる肥満や痩せ、ゲーム遊びばかりしている運動不足のパターンと、運動のやり過ぎにより身体のバランスを崩してしまうパターンの2極化しているようです。

今後当院でも、子どもロコモを防ぐための取り組みを行っていく予定です。ご期待ください。

 

また生涯のうち2人に1人ががんになる時代ですが、治療も進歩していますので、がんも治る時代となっています。がんの予防も大切です(当院で行っている採血でできるがん検診をお役立てください)が、がんになってしまった場合、がんの治療だけに専念するのではなく、がん自体による運動器の問題や、がんの治療による運動器の問題などをしっかりと予防していくことも、大切なことです。

 

子どもロコモ、がんロコモについても、今後詳しく書きたいと思います。

 

 

そこで、これらの言葉に習って「コロナロコモ」という言葉を考え作ってみました。

 

「コロナロコモ」は、新型コロナウイルスによる影響で、外出や運動機会が減り、体力が落ちたり、筋力が落ちたりして、運動器の問題(歩行障害や関節痛、転倒による骨折など)が生じてしまうことを指します。

 

コロナロコモを防ごう!」を合言葉に、自宅での運動や、密を避けた運動を進めていきたいです

 

対象者は、子どもから高齢者まですべて当てはまると思います。

 

運動能力によって行うべき運動は異なりますが、共通して言えることは、身体を動かすこと

「生きることは動くこと!」と当院ホームページでも掲載していますが、動くということはすべての生活の基本だと考えています。

クリニックでも、背骨の関節が動いていなくて、腰痛や背部痛を訴える方や、肩甲骨が動いていなくて肩こり症状や腕が上がらない方は以外と多いです。

 

テレビをみながら…、〜しながら…でもよいかと思いますし、しっかりと関節を動かすことを意識してもらいたいと思います。

ポイントは「大きく!ゆっくり!」

目一杯身体を伸ばして大きく、そして勢いでごまかすのではなく、ゆっくりと動かしましょう。

可能であれば、動かしたい筋肉を意識しながら動かすことが大事です。

 

身体の筋肉は大きく2種類に分けられます。

身体を保持、安定するための筋肉と、身体を動かすための筋肉の2つです。

一般的に筋トレで鍛えるのは身体を動かすための筋肉です。

もちろん動きの中で必要な筋肉ですが、その動きも、まず安定した身体でなければ、いい動きはできません。

したがって順番的には、①安定するための筋肉、②動かすための筋肉 です。

 

安定するための筋肉は、身体の中心部にあるいわゆる体幹の筋肉です。

 

当院Instagramで、安定させる筋肉の運動方法を随時アップしていますので、ぜひご参考にしてください。

 

日々の習慣に運動を取り入れ、コロナロコモを防ぎ、健康寿命を延ばしましょう!