Do-Clinic栄養担当の小松でございます。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、再び栄養セミナーを延期せざるを得ない状況になっております。
この間にいくつか「筋肉のためのレシピ」を紹介させていただいております。
今週は第四弾、「牛肉とじゃがいもの筋肉甘酢炒め」のレシピです。
◎牛肉とじゃがいもの筋肉甘酢炒め
◆材料(2人前)
・牛赤身薄切り肉 200g程度(たんぱく質・ビタミンB6)
◇下味
・しお 小さじ1/3
・こしょう 少々
・酒 大さじ2
・溶き卵 大さじ2
・水溶きかたくり粉 大さじ1
(水 大さじ1/2・かたくり粉 大さじ1/2)
・かたくり粉 大さじ1/2
・サラダ油 大さじ1
・じゃがいも 1個(炭水化物・ビタミンB1・B2・B6・C)
・ブロッコリー 1/2房(ビタミンC・カルシウム)
・長ねぎ 10㎝程度
・しょうが 1片
・輪切り唐辛子
◇甘酢だれ
・砂糖 大さじ1
・ポン酢 大さじ5
・こしょう 少々
・中華風調味料 大さじ2
・サラダ油 大さじ2
◆作り方
① 「牛肉」は細切りにして、「しお」、「こしょう」、「酒」、「溶き卵」の順にかけてよくもみ、「水溶き片栗粉」を加えてもみ、「かたくり粉」をまぶし、サラダ油をかけて軽く混ぜる。
② 「じゃがいも」は細切りにして水にさらし、しおとサラダ油を少々入れたお湯でサッとゆでる。
③ 「ブロッコリー」は細切りにしてしおを少々入れたお湯でサッとゆでる。
④ 「長ねぎ」は1㎝程度の斜め切りにし、「しょうが」は薄切りにする。
⑤ 「甘酢だれ」は合わせておく。
⑥ フライパンに「サラダ油」をひき、強火で牛肉を炒め、ある程度火が通ったら、「長ねぎ」、「しょうが」を加え、香りがたったら、「じゃがいも」、「ブロッコリー」を加え炒め合わせ、「甘酢だれ」を回しかけたら完成です。
実は昔の栄養の本には、運動後に「牛肉」と「オレンジジュース」という組み合わせが、「筋肉を作るのに最適だ」と書かれていました。それは海外の本の翻訳で、日本人の特長は考慮に入れられておりませんでした。
これは「牛肉」と「オレンジジュース」の栄養を日本人向けにアレンジしたレシピです。
「牛肉」から筋肉の材料になる「たんぱく質」とたんぱく質を分解し身体のたんぱく質を合成するために必要な「ビタミンB6」。
「じゃがいも」から筋肉を作るために必要な「ビタミンC」、更に疲労回復にも有効な「ビタミンB群」を摂り。
「ブロッコリー」からダメ押しに「ビタミンC」を加えた中華料理のレシピです。
今週は少し手の込んだレシピでした。
と言っても、炒め物ですので調理時間は下ごしらえを含めて30分程度で、意外と簡単に本格中華の味を楽しめます。
「ザ・筋肉レシピ」ですので、皆さんも是非、お試しください。
4週に渡ってお届けしてきました「筋肉レシピ」はこれで終了です。
次回は「骨」「骨粗鬆症」についてのレシピを掲載予定です。
ご期待ください。